6月23日
平日に仕事を休んだ。9時過ぎに身体を起こして朝ごはんを食べる。なんとなくテレビをつけたらざわざわ森のがんこちゃんが放送されていた。小学生の頃の夏休みを思い出した。朝ラジオ体操に行って、帰ってきてご飯を食べて宿題やりながら見てたな。そのあと近所の友達の家に遊びに行く。あの頃は携帯なんて持ってなかったから玄関の前で遊ぼー!って叫んでた。その時の友達はみんな実家を出て今どこで何をしているか全くわからないけど、いつかどこかで会って話したいなとは思う。
あの時いろんな夢とか持ってたけど、結局ただのOLになっている。それらしい服装に身を包みカツカツ音を立てながら出勤。病気になってしまった時はこういう普通の生活を望んだりもしたが、幼き頃を思い出すと申し訳なくなる。ごめんね、夢とか希望とか全部諦めてしまったの。病気のことは会社の人には話してないし、穴の空いたストッキングを履いて出勤していることもきっと誰も知らない。そんなもんだろ。なんだか悔しくなってきて、どうにでもなれという気持ち!!!!!!
これは最近好きな花。上に伸びて咲いててかっこいい。
6月22日
久しぶりに日記を書きたくなった。私の最近はなんだかもやもやしている。転職して3ヶ月経とうとしている。別にどうってことのない毎日だが、ふと自分の人生に向き合って苦しくなる。高校の頃の友達とか思い出とか空気を思い出してうんざりした。全てが嫌な思い出って訳じゃないけどうんざりした。うんざりという言葉が1番しっくりくる。でも私自身あの頃から変わっていないのも事実。相変わらず1人が好きだけど寂しい。寂しいけど誰かに話したいわけでもない。この心の中の気持ちのやり場を分からないいまま歳をとっていっている。君たちの未来にきっと私はいない。だらかそれでいいんだ。そう思って泣きながら眠りにつく。
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今でも時々思い出す
とても重要な思い出ってわけじゃないけどその時の日々がなんだかすごく大切だった
2019年
社会人になった頃
今ではもう味わうことができない空気だったり匂いを今でも心が覚えている
私は毎週、週末になると海へ行っていた
春ののっぺりとした静かな海が大好きだった
その頃は1日1日が刺激的でなんだか私は楽しんでいた
社会に潜む怖い奴らを知らなかった
今になってあの頃を懐かしんで優しい気持ちを取り戻す
人間にはそういう思い出が必要だと思う
何を言いたいのかまとまらないけど時々思い出すこの気持ちを残しておきたかった
3月31日
今日は通院の日。選挙の車が賑やかだった。帰ってきてから映画を見た。“花束みたいな恋をした”大好きな坂元裕二さんの作品というだけあってなかなか見る勇気が出ずにいた。私が好きな坂元裕二の世界観じゃなかったらどうしよう・・・とか余計なことを考えていたが、やはり彼の脚本が大好きだと再確認。あっというまに夕方になり買い物をしに外へ出た。色が増えた。ピンクとか黄色とか。来週には桜が見頃らしい。私は来週から再就職が決まっている。新年度、みたいなのが久しぶりなので少しワクワクしている。自分が大切と思うものをずっと芯に置いときながら働きたいと思う。いまは、4月13日に村上春樹の新作が出るのを楽しみに生きている。
3月30日
昨夜は体調がすぐれず、死に物狂いで帰宅をお風呂に入りご飯を食べずにそのまま布団へ。あまりの苦しさにしばらくもがいていたけどなんとか眠りにつき無事に朝が来たという感じだ。こういうときはいつも変な夢にうなされる。今回はタオルが3枚ほどしか入らない洗濯機で何度も何度も洗濯を回さなければいけない夢だった。朝ご飯であたたかいうどんを食べた。それから部屋を片付けていたらやる気が出てきて寝具を洗いコインランドリーで乾燥。寝具の洗濯とかって急にやる気になって始める、いつもそう。待ってる間、よしもとばななの"海のふた"を読んでいた。苦しくなった心を解放してくれるような本だ。又吉さんの新しいエッセイ集が発売されたので、今のが読み終わったら買いたいな。帰ってきてすぐにシャワーを浴びて、夜ご飯を食べて、あとはひたすらにくつろぐ。一日の終わりに恋人とその日を語り合う時間をいつまでも大切にしていたい。彼もそう思っていると嬉しいな。
11月8日
目覚めが悪い朝。体が痛くて心臓らへんが圧迫されてる感じがする。最近、どうも怒りっぽい。すぐに怒ってしまう。心を閉ざして誰も入ってこれないようにする。なにかが足りない。こう、あたたかくて晴れた土曜日のお昼のようななにか。モヤモヤして生活するのがしんどい。
恋人を見届けて自分の身支度を済ませて朝ごはんを食べた。それから母とスーパーに出かけた。母とスーパーに行くのはとても好きだ。子供のころに戻ったかのように好きなものをカートに入れて買ってもらう。パン作りをしてみようと思い、強力粉やらドライイーストを購入。ギリシャヨーグルトとビールとスパイファミリーのウエハースも買ってもらった。
家に帰宅してひとりでパン作りを始めた。パンを作るのはこれが初めてなので簡単そうなちぎりパンを作ることにした。もちもちふかふかしてて優しいパンができた。みんなに食べさせたい。